2014.11.05
10月は『Modelcar Academy / モデルカー学』の制作作業をしばし中断。
私が運営しているもう一つの趣味サイトの新規ページ制作に専念していた。
サイトの名は、『 Passion for VF-2SS Valkyrie II 』!!
2010年10月2日に開設したので、すでに4年が経っている(日本語版&英語版)。
その分野のマニアにとっても極めてレア(≒マイナー)な内容を堂々と(?)扱ったサイトだ。
3D造形物のとらえ方にも触れているので、興味のある方はアクセスしてみて欲しい。
同じテーマの専用サイトは、現在のところ世界にもう一つ(アメリカ)しか存在していない。
私は15年以上前から、勤める会社のウェブサイト構築において企画・構成・執筆を行ってきたが、
そこで直面した最大の問題が、コンテンツ制作とメディア制作の分業体制であった。
つまり、私が企画したサイトのコンテンツ構成図と原稿を、仕上がりと同じビジュアルで私が制作し、
システム技術者がHTML(HyperText Markup Language)でウェブサイトに再現していく訳だ。
分量が少ない時はそれでもよかったが、ウェブサイト自体の多角化とコンテンツの充実が進むと、
私によってコンテンツが仕上がっているのに、ウェブ再現の作業速度が追いつかず、支障が生じてきた。
これは、作業者を増やしたり、私が新たにHTMLを学習したりと、「足し算」で解決するのではなく、
企画・構成・執筆が即ウェブサイトになるという、制作プロセスの「引き算」で解決すべきだと結論付けた。
そうして探し出したのが、クラウドラインというCMSであった。当時はサービス開始から間もない時期だった。
会社の業務から離れ、自分自身で新しい手法を試すべく構築したのが、上述の趣味サイトであった。
他社広告を掲載する仕組みにより、サーバー利用を含むサイトの構築と運営には一切費用がかからない。
ただ、多言語版ウェブサイトの仕様には対応しておらず、英語版は別URLで構築せざるを得なかった。
情報発信者にとって、「企画⇒公開」の一括同時作業化は革命的であると共に、本質的な必然だったのだろう。
クラウドラインを利用したウェブサイト制作者は、4年間で9千名を超えたとのこと。
この『Modelcar Academy / モデルカー学』は、私の趣味の本業を扱っているため、
広告掲載する無料プランでなく、有料のビジネスプランとし、運営を効率化するために英日2箇国語併記とした。
そのため、メニューも本文も英日2箇国語なので、タイトル等は出来るだけ短い語で表現している。
表現対象の本質を見極める鉄板の手法は、別言語で考えること。言葉選びが大変だけど奥が深い。
2箇国語で執筆して初めて、公開できるページが完成するので、少し手間と時間がかかるものの、
上述の趣味サイトのように、同じ構成のサイトを二重に制作・管理しなくてよい分、効率化を図ることができる。
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