■ Chapter 7 / 第 7 章 ■
World Model Car Museum / 世界モデルカー博物館
Concept / 展示理念 Contents / 展示概要 Actland / アクトランド Access / 来館案内
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モデルカーに興味を抱いた一般の方、既に収集を始められた入門者の方、コレクターのキャリアを積まれているマニアの方、これまで業界を支えてこられた達眼の大先輩方、そのどなたにでも満足していただける、モデルカー趣味が到達した一つの究極の姿を、最後の第7章でご紹介いたします。
The World's First “Real” Model Car Museum / 世界初の本格的博物館
3700 of 1/43 High Precision Model Cars / 3700台の1/43精密モデルカー
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世界モデルカー博物館には、私が四半世紀かけて収集した精密モデルカー約3700台を一堂に展示してあります。重要なのは、収集期間でも展示台数でもありません。“精密モデルカー”というジャンルなのです。
内容を問わず数量の多さを誇る展示館は、世の中に少なからず存在します。しかし、高額・高精密なレジン製モデルカーの常設博物館は、私の人生において出会ったことがありません。だから得手勝手に “世界初” と謳っています。
異議がおありなら、まずは当博物館に足をお運びください。そして展示内容を直接ご確認いただいた上、当館以上に完成度の高いモデルカー博物館をご存知ならお教えください。速攻で訪問して、友好の絆を結びます。
何故なら今まで出会ったことのない、私と同程度もしくはそれ以上の “マニアック・コレクター” が、この地球上にもう一人存在していたという世紀の大発見なのですから。私は初めて、“一人ではなかった” ことを確認できるのです。
Road Car 2 Door Coupe Only / ロードカー2ドア・クーペ(屋根付き車体)に限定
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展示作品が精密モデルカーなのは勿論ですが、私のコレクションはさらに、①スケールが1/43、②車種分野がロードカー(又はプレーン・ボディ車)、その上で③2ドア・クーペ(屋根付き車体)だという、3つの条件を備えています。
コレクションを充実させるには、まず自分が欲しい作品の分野を特定することです。最初は曖昧かもしれませんが、少し経験を重ねると自ずと欲望の矛先が明瞭になります。私の場合、それが “1/43ロードカー・2ドア・クーペ” だったのです。
200 Car Brands over 18 Countiries / 世界18箇国から約200の実車ブランド
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特定のテーマに絞っても、入り口は “ランボルギーニ(又はガンディーニ)” でした。ただ、ランボルギーニを深く知るには、先輩のフェラーリも知る必要があります。すると、レースで覇を争ったアストン・マーティンやロータス、マクラーレンなどイギリス勢が台頭し始め、当然フランスやドイツなど、自動車先進国の大先輩ブランドも負けじと名乗りを上げるのです。
そうして、1/43ロードカー・2ドア・クーペという、非常に制限されたテーマにも拘らず、実車1ブランドの追求が数ブランドに派生し、イタリア車から始まって全欧州車にまで拡大。そして四半世紀後には、“世界18箇国の実車ブランド約200” を網羅した、“総数3700台” (展示台数)という一大コレクションに到達したのです(保有台数は5000超)。